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生保新規契約の平均保険金額、過去3年で初の下落


ニュース 金融 作成日:2008年8月6日_記事番号:T00009347

生保新規契約の平均保険金額、過去3年で初の下落

 
 生命保険の新規契約における支払い保険金の限度額である、保険金額の1契約当たり平均が上半期、昨年下半期から25.5%下落して73万7,100台湾元(約260万円)となった。行政院金融監督管理委員会(金管会)保険局が5日発表した。下落に転じたのは、金管会が台湾住民に生活保障向上のための保険加入を推進した2005年7月以来初めてのことだ。
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 許欽洲保険局副局長は、上半期の下落は大手保険会社が保険金額の比較的低い投資型保険の販売に積極的で、投資型保険が全体の6割を占めたためと分析している。許副局長はまた、今後の平均保険金額引き上げについて大手数社や生保業界団体を検討を行ったと語った。

 保険会社は今後、販売員や販売店に対する奨励金制度などを利用し、保障型保険の販売に力を入れるもようだ。6日付経済日報などが報じた。