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《新型肺炎》感染後2カ月以内の入境、2回の陰性証明必要/台湾


ニュース 社会 作成日:2020年12月2日_記事番号:T00093476

《新型肺炎》感染後2カ月以内の入境、2回の陰性証明必要/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)が31日と1日に発表した新型コロナウイルス感染確認者のうち、英国で感染後、2カ月以内に入境した台湾籍20代女性(第654例)と台湾籍30代男性(第679例)について、2回の陰性証明がなかったとして、罰金1万~15万台湾元(約3万6,600~55万3,000円)が検討されている。2日付自由時報などが報じた。

 海外で感染後に台湾に入境する場合、▽発症日から2カ月が過ぎ、症状が回復している▽発症日から10日が過ぎ、2回の陰性証明を取得している──のいずれかが必要だ。

 荘人祥報道官は、海外での感染歴を申告したかどうかを、処罰の際に考慮すると説明した。

 女性(第654例)は英国で11月13日に感染が確認され、医療機関での治療は受けずに、27日に帰台した。入境時に症状があることは申告したものの、現地で感染が確認されたことは申告していなかった。

 男性(第679例)は英国で10月28日に感染が確認された。11月7日には症状が落ち着き、28日に台湾に入境した。入境時は無症状で、感染歴があることを申告していた。