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蘋果日報創業者・黎智英氏収監、台湾政府が強い関心/台湾


ニュース 政治 作成日:2020年12月4日_記事番号:T00093516

蘋果日報創業者・黎智英氏収監、台湾政府が強い関心/台湾

 香港と台湾で発行されている日刊紙、蘋果日報(アップル・デイリー)創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏が3日、保釈を認められず勾留されたことについて、台湾政府は同日、強い関心を示した。4日付蘋果日報が伝えた。

 大陸委員会(陸委会)は「人に罪を着せようとすればその口実はいくらでもある」と中国政府による民主活動家弾圧を批判。総統府は「北京・香港当局は香港の民主主義と人権に対する侵害をやめ、香港市民と誠実な対話を行い、香港社会の平静を取り戻すべきだ」と呼び掛けた。

 行政院の李孟諺秘書長は「政府は香港情勢に引き続き関心を寄せ、香港人に実質的な支援を提供する」と表明した。

 長年香港で中国共産党体制を批判する書籍を出版、販売し、台湾に逃れた銅鑼湾書店の経営者、林栄基氏は「黎氏が香港を離れようとせず、香港で自由のために奮闘した勇気に敬服している。黎氏の収監は北京政府による以前からの計画で、民主派弾圧の始まりにすぎない」と語った。

 黎氏ら3人は今年8月に香港国家安全維持法違反の容疑で逮捕された後、保釈中に別件の詐欺罪で逮捕、起訴された。香港の裁判所は3日、黎氏の保釈を認めず、2021年4月の次回公判までの勾留を決め、黎氏は収監された。

 香港では2日、民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏や黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏に禁錮刑が言い渡されたばかりだった。