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基地局建設に遅れ、亜太電信との契約解除


ニュース 電子 作成日:2008年8月6日_記事番号:T00009353

基地局建設に遅れ、亜太電信との契約解除

 
 経済部工業局は5日、次世代高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)の普及に向けた「M(モバイル)台湾計画」に関連し、亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)が台中市で進めている基地局設置が大幅に遅れているとして、同社との契約を解除することを決議した。同社に対しては補助金の返還も求める方針だ。6日付工商時報が伝えた。

 「M台湾計画」は地域ごとに26件の基地局設置計画が進んでおり、亜太電信は台中市で今年6月までに設置作業をすべて終了する予定だった。当初は台中市の工事進度が最も早かったが、力覇集団をめぐる企業スキャンダルで資金調達に影響が出て、設置作業は中断状態となっていた。工業局は亜太電信に基地局設備の調達を急ぐよう求めたが、同社はそれに応じることができず、契約違反に当たると判断した。