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「中国軍事企業」指定、SMICが台湾に転注か/台湾


ニュース 電子 作成日:2020年12月7日_記事番号:T00093534

「中国軍事企業」指定、SMICが台湾に転注か/台湾

 中国のファウンドリー最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)など4社が米国防総省から中国人民解放軍と関係が深い企業に追加指定されたことで、台湾の同業はSMICからの転注で恩恵が見込まれている。5日付工商時報が伝えた。

 SMICはブロードコム、クアルコム、中国のIC設計会社から受注しており、今回の米国による「軍事企業」指定を受け、台湾積体電路製造(TSMC)と傘下の世界先進積体電路(VIS)、聯華電子(UMC)などでSMICからの転注が見込まれている。

 SMICは現時点で米国防総省が同社製品の半導体チップの調達を禁止するだけだが、業界はSMICが今後、米商務省による制裁リストにも入り、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)のようにいかなる部品や関連設備も取得できなくなる事態を懸念している。中国の半導体国産化にも打撃が予想される。

 そのため、ブロードコム、クアルコムなどは中国系以外のファウンドリーと接触を始め、既にUMCはクアルコムからの受注に成功。来年にも量産を開始するもようだ。

 このほか、アップルの完全ワイヤレスステレオ(TWS)イヤホンAirPods(エアポッド)向けのNOR型フラッシュメモリーは主に中国の北京兆易創新科技(ギガデバイス・セミコンダクター)が供給しているが、アップルが代替発注先を模索した場合、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル、MXIC)への転注が期待されている。