ニュース 社会 作成日:2020年12月7日_記事番号:T00093541
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は4日、新型コロナウイルス陰性証明持参でインドネシアから入境したインドネシア籍の労働者30代女性(第688例)について、14日間の外出制限「居家検疫」終了前の検査でも陰性だったが、宿舎での「自主健康管理」措置(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入りを控えるなど)終了後の12月1日の検査で新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。5日夜に緊急記者会見を開き、同じ宿舎にいた47人に検査を実施したところ、インドネシア籍20代女性(第695例)の感染を確認したと発表した。海外で感染したとみられる輸入症例と判断した。7日付蘋果日報などが報じた。
陳部長は5日夜、インドネシア籍の感染者2人が居住していた宿舎は、浴室やトイレが1つしかなく、あまり隔離できていなかったと説明した(5日=中央社)
指揮官の陳時中衛生福利部(衛福部)長は、宿舎のほか、勤務先の一般家庭での感染拡大の懸念があるため、緊急記者会見を行ったと説明した。
インドネシア籍30代女性(第688例)が居住していた桃園市大園区の宿舎の47人のうち、行方が分からなくなっていたベトナム籍の1人についても6日に検査を行い、陰性だった。
インドネシア籍20代女性(第695例)は11月30日より桃園区の宿舎に移動しており、移動先の宿舎での接触者についても調査する。
集中検疫所で17人感染確認
指揮センターは6日、集中検疫所で居家検疫中のインドネシア籍労働者642人に対する検査を4日より実施したところ、新たに17人(第696~712例)の感染を確認したと発表した。
台湾での6日までの感染確認716人のうち、インドネシアからの入境者は133人に上り、米国を抜いて最多となった。
台湾政府は4~17日の2週間、インドネシア籍労働者の受け入れを停止すると発表している。
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