ニュース その他分野 作成日:2020年12月8日_記事番号:T00093558
新竹科学園区(竹科)管理局の王永壮局長は7日、竹科に進出する企業の今年の売上高合計は過去最高を更新するとの見通しを示した。過去最高だった2010年は1兆1,800億台湾元(約4兆3,500億円)だった。8日付経済日報が報じた。
王局長は、新型コロナウイルス感染症流行に伴う需要増で半導体、パソコン関連メーカーの業績が大きく伸びていると指摘した。
竹科の1~10月売上高は1兆77億元で、前年同期比12.4%増加した。うち半導体関連は7,247億9,000万元と14.6%増加し、全体の71.9%を占めた。
竹科は15日に設立40周年を迎える。580社以上が進出し、従業員数は計15万6,000人余り。
竹科管理局は設立40周年に合わせ、竹科の発展に寄与したとして、▽ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)創業者の張忠謀(モリス・チャン)氏▽同業大手、聯華電子(UMC)の曹興誠(ロバート・ツァオ)名誉董事長▽IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)の蔡明介(ミンカイ・ツァイ)董事長▽PC大手、宏碁(エイサー)創業者の施振栄(スタン・シー)氏──に「傑出成就貢献賞」を授与する。
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