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中銀、不動産ローン選択的審査強化/台湾


ニュース 金融 作成日:2020年12月8日_記事番号:T00093575

中銀、不動産ローン選択的審査強化/台湾

 中央銀行(中銀)は7日、常務理事会を開き、不動産ローンについて選択的審査強化策を決定した。8日から適用する。個人(自然人)が3戸目以降の住宅を購入する場合の融資上限(掛け目)を60%、法人が住宅を購入する場合の融資上限を1戸目は価格の60%、2戸目以降は50%とする内容だ。8日付工商時報が伝えた。

/date/2020/12/08/12bank_2.jpg楊中銀総裁。建設業界からは、市民の住宅購入意欲が模様眺めに転じると懸念が示された(7日=中央社)

 さらに、個人、法人共に3戸目以降の住宅購入時、銀行による元本返済繰り延べは認めない。土地建築融資、売れ残り物件を担保とする融資は融資上限がそれぞれ65%、50%とする。

 楊金龍中銀総裁は「不動産市場は落ち着いているが、今回の措置は先行対策だ」と説明。銀行の融資資金が過度に不動産ローンに流入することを防ぐための措置だと説明した。10月末現在で銀行の融資全体に占める不動産融資の割合は35.9%で、これまでの最高値(37.9%)に迫っている。

 市中銀行の不良債権比率は現在0.24%に抑制されているが、楊総裁は「掛け目が高い融資がますます増えている」と懸念を示した。