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群創の7月売上高7%増、モニター出荷増で


ニュース 電子 作成日:2008年8月6日_記事番号:T00009358

群創の7月売上高7%増、モニター出荷増で


 鴻海集団傘下の液晶パネルメーカー、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)は5日、液晶モニターや中型パネルの大幅な出荷増を受けて、7月の売上高が前月比7.06%増、前年同月比3.37%増の141億5,600万台湾元(約500億円)となったと発表した。6日付電子時報が報じた。

 同社の液晶モニターの出荷台数は、第1四半期は約640万台、第2四半期は前期比24%増の約800万台で、当初予測の15%増を上回った。市場では当初の年間目標である3,500万台の出荷達成は厳しいという観測も伝えられるが、同社では今後のハイシーズン効果で達成可能との見方を示している。

 群創によると、年末に第5世代生産ラインの生産能力のうち、ガラス基板投入ベースで2万~3万枚分を中型パネルに充てる予定だったが、市況が予想以上に悪いため、同ラインでは当面、中型パネルのガラス基板投入枚数を1万枚前後に維持し、8月の市況を見て最終的に決定する。