ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

奇美傘下の奇景、Q3売上高14%減を予測


ニュース 電子 作成日:2008年8月6日_記事番号:T00009359

奇美傘下の奇景、Q3売上高14%減を予測

 
 奇美集団傘下のドライバICメーカー、奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)の呉炳昌執行長(CEO)は5日、第3四半期の売上高が前期比で10~14%減少するとの予測を示した。6日付経済日報が報じた。
 
T000093591

 
 呉同社執行長は、パネルメーカーの多くが在庫量の調整や、減産などの対策をとっており、ドライバICの需要が減少するとみている。なお、奇美電は第3四半期の大型パネル出荷枚数を前期比5%以下の減少と予測している。

 奇景の第3四半期見通しは、液晶パネル関連メーカーの中では、最も厳しい数値だ。ライバルの聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)は、合併した其楽達科技(チアテック)の分を除いても、第3四半期売上高は前期並みか小幅成長とみている。

 奇景の第2四半期の売上高は前年同期比10.8%増、前期比6.6%増の2億4,600万米ドルだった。粗利益率は25.5%、純利益は前年同期比40.5%増、前期比10.5%増の3,770万米ドルだった。