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8月上旬のパネル価格、引き続き下落


ニュース 電子 作成日:2008年8月6日_記事番号:T00009360

8月上旬のパネル価格、引き続き下落

 
 市場調査会社、ウィッツビューが5日発表した8月上旬のパネル価格はIT(情報技術)製品向けで6~8%、液晶テレビ向けで1~3%と前月下旬から引き続き下落した。6日付蘋果日報が報じた。
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 下落幅が最も大きかったのは液晶モニター向けで、17~22インチがすべて8米ドル下落し、17インチは92米ドル、19インチワイドは97米ドルと、それぞれ100米ドルを下回った。また、19インチは114米ドル、22インチワイドは129米ドルとなった。

 また、液晶テレビ向けも40インチ以上の大型で買い手の購入意欲が乏しく、42インチで15米ドル下落の460米ドルとなった。32インチは5米ドル下落の285米ドル。 

 ウィッツビュー研究部の張小彪副総経理は価格下落が続く理由について、在庫問題、およびどこまで価格が下落するのか買い手が見極めの姿勢を取っていることを挙げている。北京五輪の商機が期待外れに終ったことや、世界的インフレによる消費不況、米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)による信用収縮の影響から、パネル価格の下落圧力は依然小さくないとしている。