ニュース 電子 作成日:2020年12月15日_記事番号:T00093674
化学大手、独メルクの台湾法人、台湾黙克の董事長に来年就任する李俊隆氏は14日、今後も台湾投資を続行する方針を示した。同社は、今後5年の高雄工場への投資額は、過去10年を上回ると表明した。15日付工商時報などが報じた。
李次期董事長(左)。謝董事長(右)は、台湾メルクは30年で従業員が10倍の1,000人以上に、売上高は50倍に増えたと振り返った(14日=中央社)
同社は今年9月に、今後5年で高雄工場の生産能力を40%、従業員を50%拡大すると表明している。同社は、インクジェット方式の有機EL(OLED)ディスプレイ材料実験室と生産ラインを設置したところで、来年半ばにも量産を開始する。このほか、アジア初となる半導体材料の応用研究開発(R&D)センターを開設した。衛生福利部(衛福部)傘下の財団法人、国家衛生研究院(国衛院)と精密医療(プレシジョン・メディシン)分野で協力を進める覚書(MOU)を交わした。
現董事長の謝志宏氏は年末で退任する。李氏は、謝董事長に誘われ2011年にメルクに入社し、台湾で5年間ディスプレイ材料事業の責任者を務めた後、中国のメルクのディスプレイ事業部総経理に就任。19年からはドイツ本社に異動し、特殊材料事業体表面応用科技グローバル副総裁を務めていた。
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