ニュース 運輸 作成日:2020年12月16日_記事番号:T00093697
海運大手の長栄海運(エバーグリーン・マリン)は15日、1万2,000TEU(20フィートコンテナ換算)級F型コンテナ船2隻の引き渡しを受けた。北米航路に2隻を投入する。長栄海運は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行による防疫物資やテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)など生活スタイルの変化に伴う商品の増加で、世界の多くの航路で貨物量が急増していると説明した。16日付経済日報が報じた。
納入されたコンテナ船2隻は、サムスン重工業が建造した「長永輪(エバー・フォーエバー)」と、今治造船(本社・愛媛県今治市、檜垣幸人社長)が建造した「長至輪(エバー・ファー)」。「長永輪」はアジア~米国東海岸を結ぶAUE航路に、「長至輪」は中国南部~台湾~米国西海岸を結ぶHTW航路に投入する。
長栄海運は今年既に新コンテナ船16隻を投入しており、2022年までに合計53隻が引き渡される予定だ。
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