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DRAM業界、5月は業績不振


ニュース 電子 作成日:2007年6月5日_記事番号:T00000937

DRAM業界、5月は業績不振

 DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)の大幅な値下がりが続いており、第2四半期の業績は不透明感が増している。

 業界最大手の力晶半導体(PSC)が4日発表した5月の売上高は52億2,800万台湾元で、前月比15%減、過去13カ月で最低となった。南亜科技、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)も、DRAM価格暴落の影響によって、5月の売上高は2けた減となる見通しだ。

 市場調査機関iSupplによると、DRAM価格の下落は、各社の生産能力の急速な向上や、米マイクロソフトの新OS「ビスタ」による市場の需要喚起力を高く見積もり過ぎたことが原因としている。

 南亜科技は、NAND型フラッシュメモリの市況が比較的良好なため、DRAM生産ラインの一部を振り替える計画。これによってDRAMの供給量が減少することから、需要回復に貢献するとしている。