ニュース 電子 作成日:2020年12月16日_記事番号:T00093702
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の劉徳音(マーク・リュウ)董事長は15日、アップルがスマートフォン新機種iPhone12向けプロセッサーなどの部品調達を削減したと中信里昂証券(CLSA)が指摘したことについて、顧客からの発注削減はないと否定した。16日付経済日報が報じた。
劉董事長は15日、新竹科学園区(竹科)40周年フォーラムの講演で、来年を非常に楽観していると述べた(15日=中央社)
劉董事長は、来年上半期の景気は例年より良くなる見通しで、顧客からの発注削減や重複発注はないと指摘。また、来年、半導体業界で在庫調整が始まる可能性について、適切に対応するため心配無用と表明した。
CLSAは、アップルによる発注量の調整は来年上半期まで続き、iPhone12用プロセッサー「A14」が採用するTSMCの5ナノメートル製造プロセスの稼働率は来年第1四半期に80%、第2四半期に80%以下に低下すると予測していた。
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