ニュース 電子 作成日:2020年12月16日_記事番号:T00093705
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)傘下の世界先進積体電路(VIS)は15日、シンガポール子会社が産業ガス大手の独リンデの現地法人から、工場用窒素ガスタンク施設の使用権を約1,760万シンガポールドル(約13億7,000万円)で取得したと発表した。シンガポール工場の生産体制強化が目的だ。16日付経済日報が報じた。
VISは8インチウエハー工場の供給逼迫(ひっぱく)を受けて生産能力拡大を進めている。シンガポール工場では来年半ばに月産能力を4万枚へと、今年の3万枚から約33%増強する。シンガポール工場の生産能力は来年、同社全体の約15%へと、今年の約10%から上昇する見通しだ。
VISの方略董事長は先日、ファウンドリーの8インチ工場の供給逼迫は、来年第3四半期まで続くとの見方を示していた。
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