ニュース その他製造 作成日:2020年12月16日_記事番号:T00093717
アディダスやナイキ向けに生地を供給する紡織メーカー、冠星集団控股(TSTグループホールディング)は15日、3,500万米ドルを投じてベトナムに染織工場を建設することを董事会で決定した。来年第2四半期に着工、2022年下半期の稼働を予定しており、同社の生地生産能力は20~30%向上する見通しだ。16日付経済日報が報じた。
冠星集団の主管は同日、ベトナム工場の建設について、ベトナムが東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に加盟していること、欧州連合(EU)・ベトナム自由貿易協定(EVFTA)を締結しており、関税面でメリットが見込めること、米国のバイデン次期大統領によって米国は環太平洋経済連携協定(TPP)に復帰する可能性があり、関税の優遇措置で対米輸出の拡大が見込めることを理由に挙げた。
また米中貿易戦争の影響で、同社の顧客がベトナムからの出荷を望んでおり、受注が見込めることも今回の決定を後押ししたという。
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