ニュース 建設 作成日:2020年12月17日_記事番号:T00093725
米不動産サービス大手、シービーアールイー(CBRE)が16日発表したレポートによると、台北市のオフィス物件の今年の平均賃料は1坪当たり2,859台湾元(約1万500円)と前年比2.5%上昇し、過去19年で最高だった。17日付工商時報が報じた。
信義計画区の高級オフィスビルの平均賃料は1坪当たり3,589元で、前年比3.5%上昇した。台北101は4,300~5,400元、台北南山広場では4,300~5,000元だった。富邦人寿保険が信義計画区A25区画で建設中の本部ビルは、4,500~5,000元で入居企業を募集している。
一方、台北市のオフィス物件の空室率は3.9%と、過去19年で最低だった。ハイテク・通信、金融・保険業界などの大企業の入居が増加した。
CBRE台湾支社の陳頌民・交易・顧問部主管は、台北市では2023年までに、富邦人寿保険の本部ビル、全球人寿保険(トランスグローブ・ライフ・インシュアランス)の「希望広場」などが完工し、その後も南港区でオフィスビルの完工ラッシュを迎えると指摘。入居企業の選択肢が増えると説明した。
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