ニュース 電子 作成日:2020年12月17日_記事番号:T00093731
NAND型フラッシュメモリー用コントローラIC設計大手の群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)は、第4四半期に製品のオファー価格を引き上げた。上げ幅は15~20%。17日付工商時報が報じた。
ファイソンは、ファウンドリーの受託生産価格やパッケージング・テスティング(封止・検査)の価格上昇によるコストを反映したと説明した。
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)によると、ファウンドリー大手の台湾積体電路製造(TSMC)や聯華電子(UMC)がフル稼働となっている上、IC基板の供給不足や封止・検査の生産能力逼迫(ひっぱく)も加わり、ファイソンや慧栄科技(シリコン・モーション・テクノロジー)は、顧客からの追加発注に応じられず、新規受注を一時中止しているほか、来年第1四半期の価格の15~20%値上げを検討している。
トレンドフォースは、来年第1四半期に特に低~中容量のNAND型フラッシュメモリー価格も上昇すると予測した。
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