ニュース 電子 作成日:2020年12月17日_記事番号:T00093739
アルミニウム箔(はく)メーカーの立敦科技(ライトン・テクノロジー)は、低圧電解コンデンサ用アルミニウム箔の価格を来年第1四半期より3~5%引き上げると顧客に通知した。原料価格の上昇と供給逼迫(ひっぱく)を受けての措置だ。17日付工商時報が報じた。
同社は16日、アルミニウム鋳塊などの価格が上昇し続けており、コスト増の一部を価格に転嫁する必要があると説明。また、下半期以降の需要増で同社は自社工場も中国の広東東陽光科技控股(広東Hecテクノロジー・ホールディング)との合弁工場もフル稼働になっており、フル稼働は来年第1四半期まで続く見通しと明らかにした。
業界関係者は、立敦科技が中高圧電解コンデンサ用アルミニウム箔も値上げした場合、アルミニウム電解コンデンサ各社は来年第1四半期の新製品価格を引き上げる可能性があると指摘した。
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