ニュース 電子 作成日:2020年12月18日_記事番号:T00093748
18日付工商時報がインドメディアの報道を基に伝えたところによると、電子機器受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)のインド・カルナータカ州コーラール県のナルサプル工場で発生した賃金未払いを原因とする暴動を受け、アップルは来年1~2月に同工場で計画していたスマートフォン最新機種、iPhone12の量産を延期するもようだ。
iPhone12シリーズは、発売4カ月後の来年第1四半期にインドでの量産が始まるとみられていた。
報道によると、アップルはインドでのiPhone12量産計画を、ウィストロンのベンガルール(旧バンガロール)工場や、鴻海精密工業のインド工場に変更する可能性は低い。鴻海のインド工場については、ロックダウン(都市封鎖)で遅れた分を取り戻すべく、フル稼働で生産しており、すぐに新規発注を受け入れる余裕はないためだ。
インドは輸入関税が25%と高いので、現地生産ができなければ利益率は下がるが、他の影響は軽微とみられている。
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