ニュース 電子 作成日:2020年12月18日_記事番号:T00093752
サプライヤーによると、アップルは2021年に発売するスマートフォン新機種、iPhone13シリーズ(仮称)4モデル全ての背面カメラレンズに、直接ToF(dToF)方式のLiDAR(ライダー)スキャナーを搭載するようだ。これに使用する垂直共振器面発光型レーザー(VCSEL)は、ガリウムヒ素(GaAs)ファウンドリー世界最大手、穏懋半導体(ウィン・セミコンダクターズ)が引き続き受託生産するとみられる。18日付電子時報が報じた。
今秋発売のアップル初の第5世代移動通信規格(5G)対応スマホiPhone12シリーズのうち、ToF方式LiDARスキャナー搭載のiPhone12プロが最も人気だ。観測によると、穏懋半導体は、ToF方式専用のVCSEL検査装置の調達を2~3割増やしている。筐体(きょうたい)メーカーによると、iPhone13シリーズの背面カメラレンズ近くの穴の数が増える。これらのことから、iPhone13シリーズ全てに直接ToF方式のLiDARスキャナーを搭載するとみられている。
消息筋によると、LiDARスキャナーに使用するVCSELは、アップルが米ルメンタムと共同開発し、穏懋半導体が受託生産するほか、2位サプライヤーとして米IDM(垂直統合型の半導体メーカー)のⅡ-Ⅵ(ツー・シックス)が供給するようだ。業界では、穏懋半導体のVCSEL検査装置の台数はツー・シックスの2倍とみられている。
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