ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年12月18日_記事番号:T00093753
フォード車製造販売の福特六和汽車(フォード六和モーター)は17日、桃園市の中壢工場で、台湾初のフレキシブル生産ラインをメディアに公開した。自動化率90%を実現し、1本のラインで4車種を生産できるため、製品開発の期間を約半分に短縮できる。18日付自由時報が報じた。
フォード六和は、生産ラインのスマート化などに2017年から5年で40億元以上を投資する計画だ(同社リリースより)
生産車種の切り替えはわずか30秒で完了する。生産ラインの監視制御システム「SCADA」を導入しており、生産状況を詳細に把握できるため、市場の需要にすぐ対応できる。
この生産ラインで近く、台湾生産車で初のタービンエンジン登載クロスオーバースポーツ用多目的車(SUV)「フォーカス・アクティブ」新モデルの生産を開始する。新モデルの価格は80万~90万台湾元(約290万~330万円)で、女性や小規模家族、アウトドア好きの独身者がターゲットだ。
またフォード六和は来年、バーチャルリアリティー(VR)と拡張現実(AR)技術の活用を担当する部署を設置し、新製品の開発や生産のスマート化を推進する計画だ。
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