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中鴻鋼鉄、来年1月全面値上げ/台湾


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年12月18日_記事番号:T00093754

中鴻鋼鉄、来年1月全面値上げ/台湾

 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は17日、来年1月の域内向け製品価格を、▽熱延と冷延、1トン当たり1,200台湾元(約4,400円)▽亜鉛めっき鋼、2,500元──引き上げると発表した。輸出向けは、地域や製品ごとに120~130米ドル値上げする。7カ月連続の値上げで、過去3年で最大の上げ幅だ。18日付工商時報が報じた。

 劉敏雄董事長は、鉄鉱石価格が過去7年で最高となるなど原料コスト上昇と国際相場を考慮したと説明した。亜鉛めっき鋼の大幅値上げは、建材や園芸用パイプなどの需要が主因とした。

 同社は、新型コロナウイルス感染症のワクチン完成に伴い、欧米や日本が経済刺激策を再開し、2021年の世界景気、鉄鋼需要は大幅に回復すると予測した。