求人求職情報サイト大手、104人力銀行が16日発表した調査によると、企業の春節（旧正月、2021年は２月12日）ボーナス（年終奨金）支給予定は平均1.15カ月で、前年比0.05カ月増だった。過去７年の調査で、2017年、19年の調査の1.1カ月に次ぐ低水準だ。支給を予定している企業は92.2％だった。聯合報電子版が伝えた。
業界別の上位３位は、▽金融業、1.94カ月（前年比0.3カ月増）▽半導体業、1.5カ月（0.19カ月増）▽光電・光学業、1.27カ月（0.16カ月増）──だった。一方、最下位の宿泊・飲食業は0.61カ月だった。宿泊・飲食業の11.4％が春節ボーナスを支給しないと回答した。
また、来年の賃上げを予定すると回答した企業は36.3％だった。平均賃上げ幅は3.4％で、前年比0.39ポイント上昇した。平均賃上げ額は月額1,433台湾元（約5,300円）で、174元増だった。
業界別で賃上げ幅が最も高かったのは、ソフトウエア・ネットワーク業の4.5％だった。企業の50％が賃上げ予定だ。次いでコンサルティングサービス業の賃上げ幅が3.9％と高く、企業の42％が賃上げ予定。光電・光学業の賃上げ幅は3.8％で、企業の37％が賃上げ予定だ。
