ニュース 電子 作成日:2020年12月21日_記事番号:T00093770
市場の観測によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の3ナノメートル製造プロセスは当初、主にアップルの自社開発プロセッサーMシリーズ(いわゆるアップルシリコン)を生産し、新世代のノートパソコンMacBook(マックブック)やタブレット端末iPadに搭載されるようだ。TSMCの3ナノプロセスは来年顧客の認証、試験生産を完了し、2022年に量産を開始する計画だ。21日付経済日報などが報じた。
TSMCはノーコメント。サプライヤーによると、3ナノプロセスは月産能力5万枚を目指す。MacBookとiPadは来年より5億台の買い替えが進むとみられている。
一方、TSMCの5ナノプロセスは、アップルのスマートフォンiPhone12のプロセッサー、A14やM1に加え、来年の新アップルシリコンなどを量産し、生産能力の8割以上を占める見通しだ。5ナノプロセスの月産能力は9万枚以上。
アップルが5ナノプロセスに移行したことで空いたTSMCの7ナノプロセスは、プロセッサー大手、米アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が引き継ぎ、来年の生産量を今年比8割増やし、最大顧客となりそうだ。
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