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台プラの春節ボーナス、3.5カ月分か【表】/台湾


ニュース 石油・化学 作成日:2020年12月21日_記事番号:T00093772

台プラの春節ボーナス、3.5カ月分か【表】/台湾

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)が春節(旧正月、2021年は2月12日)前に支給する春節ボーナス(年終奨金)は3.5カ月分になる見通しだ。過去8年で最低水準。19日付経済日報が報じた。

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 新型コロナウイルス感染症の影響で国際原油価格が暴落し、台プラ主要4社の第1~3四半期の純利益は298億3,400億台湾元(約1,100億円)で前年同期比72.8%減となった。第4四半期に国際原油価格が上昇し、業績も持ち直したものの、春節ボーナスは前年の4.94カ月には届かない見通しだ。

 台プラグループは昨年末、5年ごとの春節ボーナス検討会を行い、ボーナス計算式を1株当たり税引き前利益4.1元で春節ボーナス4.5カ月分を基準に、1元の増減で0.6カ月分調整することを新たに制定した。また最低3カ月分を保証し、上限は7カ月分とした。この他、慰労の紅包(お年玉)を上乗せで支給する。