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米艦と中国空母 、台湾海峡を相次ぎ通過/台湾


ニュース 政治 作成日:2020年12月21日_記事番号:T00093788

米艦と中国空母 、台湾海峡を相次ぎ通過/台湾

 米海軍のミサイル駆逐艦「マスティン」が19日、台湾海峡を通過したのに続き、中国人民解放軍海軍の空母「山東号」と護衛船団4隻が20日、台湾海峡を北から南に通過した。台湾軍は艦船6隻、戦闘機延べ8機を出動させ、追跡を行った。山東号の台湾海峡通過は2回目となる。21日付中国時報が伝えた。

 山東号は17日に大連港を出港し、20日に台湾海峡を通過した。19日から20日にかけては厳徳発国防部長、黄曙光参謀総長が相次いで国軍聯合作戦指揮センター(衡山指揮所)に入り、指揮に当たった。山東号は昨年12月に中国初の国産空母として、中国海軍に引き渡された。中国は現在、旧ソ連製空母を改造した「遼寧号」と並び、2隻の空母を保有している。山東号は昨年12月26日にも台湾海峡を南から北に通過している。

 米国でバイデン新政権が発足する来年1月に向け、中国軍が何らかの軍事行動に出る可能性もあり、今後の動向が注目される。