７月の中古車市場での売買などによる名義変更件数は、前年比13.9％減の６万1,542件で、年初以来最低の伸び幅となった。ガソリン価格の高止まりや不景気の影響とみられ、価格が比較的安い、使用年数が10年以上の中古車に人気が出ている。７日付蘋果日報が報じた。
１～７月の取引では、使用年数10年以上の中古車が全体の51.2％を占め、これまで取引が盛んだった使用年数１～２年の中古車は減少した。減少幅は使用年数２年で前年比41.7％に上り、１、３、４年でも20％以上となっている。
また、域内中古車市場の20％以上を占める大台北地区（台北県市、基隆市）では、７月の取引が前年比で17％減少した。
