ニュース 電子 作成日:2020年12月22日_記事番号:T00093795
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)によると、テレビ用の大型パネルの12月下旬のオファー価格は前月比3~5%の上昇となった。トレンドフォースの邱宇彬・研究部副総経理は、年末がテレビ販売の需要期に当たることや、日本電気硝子の高月工場(滋賀県)が停電により稼働を停止しガラス基板の供給不足が予想されることで、パネル価格が上昇していると分析した。22日付工商時報が報じた。

トレンドフォースの調べによると、12月下旬のテレビ用パネル価格は▽32インチ、63米ドル(前月比5%上昇)▽43インチ、110米ドル(3.8%上昇)▽55インチ、172米ドル(4.9%上昇)▽65インチ、222米ドル(3.3%上昇)──。
このうち32インチ製品は今年、一時の30米ドルから約2倍に上昇。55インチ製品も下半期に70%上昇した。
邱副総経理は、来年1~2月の大型パネル価格は上昇が続き、3~4月も高水準で推移すると予測した。
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