ニュース 電子 作成日:2020年12月22日_記事番号:T00093797
外電の報道によると、電子機器受託生産サービス(EMS)最大手、鴻海精密工業はインドのタミル・ナードゥ州チェンナイ工場で、2カ月以内にアップルのスマートフォン最新機種、iPhone12の生産、出荷を開始するとの観測が浮上している。22日付経済日報が報じた。
アップルは当初、インドで緯創資通(ウィストロン)のカルナータカ州コーラール県のナルサプル工場でiPhone12の生産を計画していたとされる。同工場で今月12日、賃金未払いを原因とする暴動が発生。アップルはサプライヤー行動規範への違反があったとして、ウィストロンが是正措置を取るまで同社への新規発注を停止すると発表した。このため、iPhone12生産委託先の変更が行われるとの見方が業界で出ていた。
鴻海のチェンナイ工場では現在、主にiPhone11とiPhoneXRを生産しており、今後、iPhone12が加われば、稼働率の向上が見込まれる。
ウィストロンのナルサプル工場ではiPhone12ミニの生産も予定されていたが、暴動により計画が停止している。
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