高雄市政府地政局が21日に発表した2021年の公告土地現値（路線価に相当）によると、三多商圏のショッピングセンター（ＳＣ）、高雄大遠百（苓雅区）が８年連続で首位となった。１坪当たり188万4,000台湾元（約695万円）だった。22日付工商時報が報じた。
２～５位は昨年と同じで、▽高雄巨蛋（Ｋアリーナ、左営区区）、１坪当たり145万5,000元▽新光三越百貨高雄三多店・遠東そごう高雄店（前鎮区）、143万8,000元▽前鎮区中山二路、138万8,000元▽左営区博愛二路、127万3,000元──の順だった。
高雄市の公告土地現値は平均0.76％上昇した。行政区別では▽前鎮区、1.57％上昇▽鳳山区、1.21％上昇▽岡山区、1.16％上昇▽路竹区、0.94％上昇▽鼓山区、0.93％上昇──だった。
陳冠福・高雄市政府地政局長は、１～11月の不動産売買件数は前年同期比0.9％（365件）減の４万180件で、年初の新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたと指摘した。台商（海外で事業展開する台湾系企業）のＵターン投資などにより第３四半期の売買件数は１万2,210件と、前年同期比21.57％（2,166件）増加したと説明した。
