ニュース 運輸 作成日:2020年12月22日_記事番号:T00093806
車両の連結器の軸の断裂が発覚し、11月22日より試験営業を中断している台中都市交通システム(MRT)烏日文心北屯線(緑線)について、施工を担当した台北市政府捷運工程局(捷運局)と川崎重工業は21日、共同記者会見を開き、軸の組み立てに問題があったと説明した。改良後の軸は来年2月に完成する予定で、開通日は2月以降へと大幅に延期されることになった。22日付自由時報が報じた。
台北市政府などの代表者が2度頭を下げて謝罪した(21日=中央社)
川崎重工業は、改良後の軸は来年2月2日に組み立てが完成し、同月9日にストレステストの完了を予定していると説明した。
台中市政府は、識者による「MRT故障審査委員会」が捷運局と川崎重工業が提示する対策案などを認め、安全が確認されてから開通時期を改めて検討すると再表明した。
台中MRT緑線は当初、今月21日の開通を予定していた。
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