ニュース 運輸 作成日:2020年12月23日_記事番号:T00093821
航空大手の中華航空(チャイナエアライン)と長栄航空(エバー航空)は22日、英国行きの貨物便運航を停止すると発表した。英国で新型コロナウイルスの変異種が急速に広がっていることを受け、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)が同日発表した英国便の規制を受けての措置だ。23日付経済日報が報じた。

業界関係者は、新型コロナウイルス感染症流行やクリスマスシーズンの需要増で英国の三大貨物港の港湾物流はパンク寸前で、海上輸送が困難になっており、中華航空とエバー航空が貨物便運航を停止することで、英国行きの貨物輸送がさらに困難になると指摘した。
同センターは23日午前0時から、ロンドン~台北間の旅客便の便数を半減し、中華航空と長栄航空が交互に運航すると発表。また、英国便の航空機の乗務員に対しても14日間の外出制限「居家検疫」を求め、検査が陰性で、7日間の自主健康管理(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入り自粛など)を実施しなければ、市中に出ることができないとしている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722