ニュース 電子 作成日:2020年12月23日_記事番号:T00093825
経済部投資審議委員会(投審会)は22日、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)による米国工場の設立計画を承認した。同計画によると、投資額は35億米ドルで、アリゾナ州フェニックス市に12インチウエハー工場1基を設置し、2024年上半期に5ナノメートル製造プロセスによる生産を開始する予定だ。同社にとって海外で最も先進的な製造プロセスによる生産拠点となる。23日付聯合報が報じた。
TSMCは、米国工場の設立は顧客の需要と米国側からの有利な投資優遇措置提示に基づき、米国生産でも利益は出ると強調した。来年第1四半期に着工し、23年に試験生産、24年に量産を開始する予定だ。化学品サプライヤーも米国に進出すると説明した。
TSMCの海外工場は現在、中国の上海市と南京市の2基で、アリゾナ工場は3基目となる。
投審会は投資計画の承認に当たり、台湾と米国双方に十全な半導体サプライチェーンを構築する上で有利となり、ハイテク産業全体の発展を促すとの認識を示した。またTSMCは今後も台湾が投資の中心で、先進プロセスで海外工場を1世代リードする状況を維持する。
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