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新光集団、大衆電信に出資拡大へ


ニュース 電子 作成日:2008年8月7日_記事番号:T00009383

新光集団、大衆電信に出資拡大へ

 
 大衆電信(FITEL)は6日、臨時株主総会を開き、甲種特別株(優先株)2億株を発行する増資を決議した。新株の大半は新光集団が引き受ける見通しだ。発行価格は1株5台湾元(約17.8円)で現在の株価水準を下回る。7日付工商時報が伝えた。

 新光集団と関連企業による大衆電信への出資比率は現在約25%だが、10億元以下の投資で、出資比率を40%まで引き上げることが可能となる。この結果、筆頭株主は大衆控股と王氏一族(出資比率28%)から交代する見通しだ。

 新光集団は、日本のKDDIと共同で亜太電信(アジア・パシフィック・ブロードバンド・テレコム)の増資を引き受け、既に出資している大衆電信、大台北寛頻網路を含めた3社の統合を進める方向で検討しているとされる。