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自動車部品メーカー、来年6月まで受注見通し/台湾


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年12月23日_記事番号:T00093838

自動車部品メーカー、来年6月まで受注見通し/台湾

 タイヤ空気圧監視システム(TPMS)メーカーの橙的電子(オレンジ・エレクトロニック)や、カーエアコン用コンプレッサー・熱交換器製造の湧盛電機など多くの自動車部品メーカーは受注見通しが来年6月まで立っている。23日付経済日報が報じた。

 橙的電子は台湾でのOEM(相手先ブランドによる生産)事業で中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の商用車、電動バイク向けを独占受注している。また、中国では商用車メーカーの北汽福田汽車(FOTON)、バス製造の鄭州宇通客車(YUTONG)から半年先まで受注している。

 橙的電子は22日、上半期は新型コロナウイルス感染症流行の影響で2四半期連続の赤字となったが、欧米の都市封鎖(ロックダウン)措置が解除されたことに伴い、第3四半期から売上高、利益ともに成長軌道を取り戻したと説明した。

 自動車部品業界は新車の安定した需要が続いていることから、OEM、アフターマーケット(AM)ともに需要が拡大している。