ニュース 電子 作成日:2020年12月24日_記事番号:T00093845
タッチコントローラーIC大手の義隆電子(ELANマイクロエレクトロニクス)は23日、中国のIC設計大手、深圳市匯頂科技(Goodix)に特許権を侵害されたとして5,000万台湾元(約1億8,400万円)の損害賠償を求め、台湾の智慧財産法院(知的財産権裁判所)に提訴すると発表した。ELANは今月2日、中国の知的財産権裁判所、北京知識産権法院にも匯頂科技を相手取り、特許侵害訴訟を起こしている。24日付工商時報が報じた。
今回の提訴についてELANは、匯頂科技とその台湾代理店、紹宏科技が製造、販売する静電容量方式タッチコントローラーICは、ELANが台湾で取得している特許、第I556033号(通称、033特許)を侵害していると指摘した。
匯頂科技に対してはELANのほか、台湾のスマートフォン向け指紋認証IC大手、神盾(イージス・テクノロジー)も今年9月、特許を侵害されたとして9,000万人民元(約14億3,000万円)の損害賠償を求め、北京知識産権法院に提訴している。
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