ニュース 電子 作成日:2020年12月24日_記事番号:T00093847
24日付自由時報などが日本経済新聞の報道を基に伝えたところによると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の劉徳音(マーク・リュウ)董事長は、来年より建設開始を予定する米アリゾナ州での12インチウエハー新工場設立計画について、既に社内に技術者や管理職300人以上からなるタスクフォースを立ち上げたほか、米国で就労資格のある新卒者や1~2年の職務経験を持つ若いエンジニア、計300人を新規採用したと明らかにした。アリゾナ工場は当初600人体制となるようだ。
劉董事長は、アリゾナ工場の運営がスムーズに進むよう、近くタスクフォースを現地に派遣するほか、新規採用者に対し、南部科学園区(南科)の5ナノプロセス工場で1年間の研修を受けさせるとの方針を示した。
アリゾナ工場の設立についてはこれまで、中部科学園区(中科)Fab15A工場の林廷皇工場長と、技術処の呉怡璜シニア処長が主導すると伝えられていたが、最近になって新技術の開発に実績を持つ張宗生副総経理が中心となるとの観測が浮上している。
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