ニュース 商業・サービス 作成日:2020年12月24日_記事番号:T00093852
経済部統計処の23日発表によると、小売業の11月売上高は前年同月比2.5%増の3,524億台湾元(約1兆3,000億円)と、同月の過去最高だった。インターネット通信販売サイトの独身の日(光棍節、11月11日)セールが好調だったことや、自動車・バイクの新車への買い替えに対する貨物税(物品税)減免措置が来年1月7日に終了するため、駆け込み需要が増えたことが要因だ。24日付工商時報などが報じた。

電子ショッピング・通信販売業の売上高は283億元で、前年同月比20%増だった。自動車・バイク業は639億元で、11.2%増だった。
総合商品小売業の売上高は1,139億元で前年同月比0.6%増だった。うち百貨店は393億元で、0.4%減だった。今年は一部の百貨店で周年慶(創業祭)セールの開催時期が早まったためだ。
尾牙取り消し、飲食業に打撃
飲食業の11月売上高は前年同月比0.8%増の644億元と、同月の過去最高だった。新型コロナウイルスの感染リスクを警戒し、企業が春節(旧正月、2021年は2月12日)前の尾牙(忘年会)の大人数での開催を相次いで取り消していることを受け、経済部は、12月の飲食業売上高は最大4%のマイナス成長になると予測した。
卸売業の11月売上高は前年同月比8.5%増の9,420億元と、同月の過去最高だった。うち、機械・器具業が4,018億元の17.2%増だった。機械・器具業は、パソコン、モバイル端末などを含む。
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