ニュース 運輸 作成日:2020年12月24日_記事番号:T00093855
22日に30代台湾籍女性(第771例)の新型コロナウイルスの域内感染が確認された問題で、航空大手の長栄航空(エバー航空)は23日、20日に感染が確認され、女性(第771例)と濃厚接触していた同社所属のニュージーランド籍男性パイロット(第765例)を解雇した。24日付自由時報が報じた。
同パイロット(第765例)を巡っては、入境後の外出制限「居家検疫」終了後の「自主健康管理」(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入りを控えるなど)期間に頻繁に外出していたことや、症状が出た後もマスクを着用せず、同じ12日の台北(桃園)発米国行きの便に搭乗していた台湾籍女性パイロット(第760例、18日発表)と日本籍パイロット(第766例、20日発表)に感染させたことが明らかになっている。また、女性(第771例)と濃厚接触していた事実を告げず、市中感染のリスクを高めたとして、伝染病防治法(感染症予防治療法)違反で桃園市政府衛生局から30万台湾元(約110万円)の罰金が科された。
エバー航空は、同パイロット(第765例)は防疫ルールと伝染病防治法に違反し、同社の名誉を深く傷つけたと解雇の理由を説明した。
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は23日、航空会社の乗務員に対する防疫管理体制を強化し、規定違反者に対する罰則ルールも策定すると表明した。
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