ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2020年12月24日_記事番号:T00093857
鋼管大手の美亜鋼管廠(メイヤー・スチール・パイプ)は23日、2021年1月の黒管の価格を1トン当たり1,500台湾元(約5,500円)引き上げ、溶融亜鉛めっき鋼管は2,400~2,500元引き上げると発表した。上げ幅は8%。川上の中国鋼鉄(CSC)などが1月価格を引き上げたことを反映した。24日付工商時報が報じた。
プレめっき鋼管の価格は1トン当たり3,000元引き上げた。
呉倫吉・業務副総経理は、台湾で建設向けの需要が強く、機械、自動車・二輪車向けも好転しつつあると説明。春節(旧正月、2021年は2月12日)まで受注が満杯と述べた。
同業の高興昌鋼鉄(KHC)も1月のオファー価格を、黒管で1トン当たり1,500元、めっき鋼管は2,400元引き上げた。
燁輝企業(YP)傘下の鑫陽鋼鉄(SY)も値上げするとみられている。
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