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11月工業生産指数、10カ月連続プラス成長【図】/台湾


ニュース その他製造 作成日:2020年12月24日_記事番号:T00093861

11月工業生産指数、10カ月連続プラス成長【図】/台湾

 経済部統計処が23日発表した11月の工業生産指数は122.99ポイントと前年同月比7.84%上昇した。10カ月連続のプラス成長で、過去2番目の高水準となった。統計処は、アップルのスマートフォン新機種、iPhone12シリーズ向けの需要旺盛などを理由に挙げた。24日付工商時報などが報じた。

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 製造業生産指数は前年同月比8.19%上昇の124.97ポイントと、過去最高だった。プラス成長は10カ月連続。

 業種別では、電子部品業は147.38ポイントで、前年同月比14.18%上昇した。12カ月連続の2桁成長だった。うち、▽半導体業、169.3ポイント(17.86%上昇)▽液晶パネル・部品業、116.85ポイント(11.69%上昇)──だった。iPhone12シリーズのほか、第5世代移動通信(5G)や高性能計算(HPC)、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)向けの需要が好調だった。

 コンピューター・電子製品・光学製品業は176.56ポイントながら、前年同月比4.16%上昇にとどまった。米中貿易戦争で前年からノートPCの域内生産が大幅に拡大しており、比較となる数値が高かったことなどが要因だ。

 従来型産業のうち、化学原材料業は108.11ポイントで前年同月比11.52%上昇した。上昇幅は過去10年半で最大だった。防疫関連や電子製品メーカーからの需要が好調だった。