ニュース 電子 作成日:2020年12月25日_記事番号:T00093868
液晶パネル大手、友達光電(AUO)の柯富仁総経理は24日、春節(旧正月、2021年は2月12日)連休返上で生産を続行すると表明した。日本電気硝子の高月工場(滋賀県長浜市)の停電によるガラス基板生産停止に関連して柯総経理は、同社はサプライヤーの協力が取り付けられ、ガラス基板を確保したと説明。同業に先んじて、出荷を急ぐ構えだ。25日付経済日報が報じた。
柯総経理は、パネル供給不足が深刻で、AUOは台湾と中国の工場いずれも春節連休返上で生産すると説明した。パネル業界は例年、春節連休期間は保守点検やメンテンナンスに充て、従業員は交代で勤務していたため、稼働率が低下していた。
柯総経理は、今年下半期は情報技術(IT)製品、特にノートパソコン用パネルの需要が急増したほか、欧米のブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日、20年は11月27日)セールでテレビの販売が好調で、テレビ用パネルの需要も高まり、パネル価格上昇が続いていると指摘。パネル需要は来年も旺盛と予測した。
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