ニュース 電子 作成日:2020年12月28日_記事番号:T00093892
市場調査会社、カウンターポイントの統計によると、台湾のIC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は第3四半期スマートフォン用チップ世界市場シェアが31%と前年同期比5ポイント上昇し、クアルコムを抜いて初めて世界首位になった。価格帯が100~250米ドルのスマホ向けが好調だった上、中国やインドブランド向けの出荷が拡大した。26日付工商時報が報じた。

カウンターポイントは、メディアテックはミドルエンドの第5世代移動通信(5G)対応スマホ用チップが▽サムスン電子▽小米集団(シャオミ)▽華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)──などの大手ブランドに採用されたほか、ゲーミング(ゲーム用)スマホ向け4Gチップも好調だったと説明。また、ファーウェイが米国の禁輸措置強化を受け、メディアテックからの調達を増やしたことも要因と指摘した。
2位以下は▽クアルコム、29%(前年同期比2ポイント下落)▽サムスン、12%(4ポイント下落)▽アップル、12%(1ポイント下落)▽海思半導体(ハイシリコン)、12%(横ばい)▽紫光展鋭(ユニソック)、4%(1ポイント下落)──。
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