ニュース 電子 作成日:2020年12月28日_記事番号:T00093894
半導体メモリー大手、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)は、来年第1四半期にNOR型フラッシュメモリー価格を7~10%値上げした後、第2四半期と3四半期にもそれぞれ10%値上げするようだ。値上げ幅は累計30%以上となる見通しだ。業界では、ウィンボンドは来年第3四半期まで新規受注を停止するとみられている。28日付経済日報が報じた。
華邦電子は受注や価格についてコメントせず、来年のNOR型フラッシュメモリー市場を楽観しており、顧客の需要は旺盛で、市場は供給逼迫(ひっぱく)が続くとの見方を示した。
業界関係者は、米国が中国のファウンドリー最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)を禁輸リストに加えたため、SMICに生産を委託しているNOR型フラッシュメモリー大手の北京兆易創新科技(ギガデバイス・セミコンダクター)が生産困難となり、供給量が減少していると指摘した。
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