ニュース 電子 作成日:2020年12月28日_記事番号:T00093895
コネクターの宣徳科技(スピードテック)は27日、プラスチック射出成形品の台翰精密科技(THPT)の筆頭株主、台橋投資が保有する台翰精密の株式19.47%全てを2億7,400万台湾元(約10億円)で取得すると発表した。アップルが中国からの生産移転を進める中、東南アジアに工場を持つ台翰精密の筆頭株主となることでメリットが得られると考えているようだ。28日付工商時報が報じた。
宣徳科技は中国の電子機器受託生産大手、立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー)から出資を受けており、コネクターからアップル製品の組み立てへと事業を拡大している。証券会社は、宣徳科技はラックスシェアの意向で関連企業の買収を強化していると指摘した。
台翰精密は▽キヤノン▽セイコーエプソン▽ブラザー工業▽京セラ──など日本のプリンター・OA機器大手を顧客に持つ。東南アジアではベトナム、フィリピンに工場がある。
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