ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年12月28日_記事番号:T00093899
鴻海精密工業と自動車大手、裕隆集団の合弁会社で電気自動車(EV)のODM(相手先ブランドによる設計・生産)を手掛ける鴻華先進科技(フォックストロン・ビークル・テクノロジーズ)は27日、自動車用ライト大手の帝宝工業(デポ・オート・パーツ)と提携の覚書(MOU)を交わしたと発表した。帝宝工業は鴻海が主導するEVのオープンプラットフォーム、MIH聯盟に加わる。28日付経済日報が報じた。
帝宝工業の謝綉気董事長(左3)は、毎年売上高の5%を研究開発に充てていると説明した(鴻海リリースより)
両社は今後、共同で▽軽量化▽モジュール化▽スマート化──を実現する多様なEV用ライトの研究開発(R&D)を進める。
鴻海と鴻華先進の董事長を務める劉揚偉氏は、帝宝工業は台湾の自動車用ライト業界をリードするメーカーで、非常に優れた開発能力を備えると指摘。同社との提携により、MIH聯盟が強化されると語った。
業界では、帝宝工業はこれまで主にアフターマーケット(AM)をターゲットとしてきたが、MIH聯盟に加わることで、自動車メーカーからの受注が増える可能性があると予想されている。
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