ニュース その他製造 作成日:2020年12月28日_記事番号:T00093900
観測によると、製紙大手、永豊餘投資控股(YFY)は先週、2021年1月から紙器価格を15%引き上げると顧客に通知した。海運のコンテナ不足により、原料の古紙の価格が急騰しているためだ。28日付工商時報が報じた。

12月の米国の古紙価格は、1トン当たり220米ドルへと、7月の2.2倍に高騰した。運輸業界によると、21年上半期もコンテナ不足は解消しない見通しで、古紙の輸入価格は今後も上昇する見込みだ。
また、古紙の発注からコンテナ到着までの期間が6~8週へと、11月から20~30%延びた。
台湾の古紙輸入量は毎年120万~130万トンで、製紙用の原料全体の3分の1を占める。
19年の統計によると、紙器の台湾市場シェアは▽正隆(CLC)、29.2%▽永豊餘、17.1%▽栄成紙業、13.8%▽その他、39.9%──。
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