ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

エルピーダが蘇州に12インチ工場設立、和艦も出資か


ニュース 電子 作成日:2008年8月7日_記事番号:T00009391

エルピーダが蘇州に12インチ工場設立、和艦も出資か

 
 エルピーダメモリ(本社・東京都中央区、坂本幸雄社長)は6日、年内に中国江蘇省の蘇州工業園区に12インチDRAM工場を合弁で設立すると発表した。出資比率はエルピーダが39%、蘇州工業園区が設立した蘇州創業投資集団(SVG)および出資予定者が61%となる予定。市場では、この出資予定者は聯華電子(UMC)の曹興誠名誉董事長らが設立を支援した半導体メーカー、和艦科技だという観測が出ているが、和艦はこれを否定している。7日付工商時報が報じた。

 エルピーダの発表によると、12インチDRAM工場は2010年第1四半期に操業開始予定で、当初の生産量は4万枚、その後8万枚に引き上げる。製造プロセスは当初50ナノメートルを採用、その後40ナノに移行する予定だ。

 合弁会社設立については6日合意に達し、近いうちにSVGおよび出資予定者と正式に契約を締結する予定だという。
T000093911